Shin-etsu Trail

長野・新潟の県境の尾根に位置する全長80kmの国内屈指のロングトレイル。
豊かなブナの森を抜けるトレッキングを楽しもう。

ブナ林の間を抜けるトレイル

「なべくら高原・森の家」から北に向かって見える山並み。ここは関田(せきだ)山脈と呼ばれています。実はこの山並みの尾根の上には、長野県と新潟県の県境が続いています。
その尾根に沿って約80kmにもわたるロングトレイル(=自然歩道)があります。
それが「信越トレイル」です。

ブナ林の間を抜けるトレイル

信越トレイルとは?

欧米などには昔から世界的に有名なロングトレイルがたくさんありますが、日本で山歩きといえば、山頂を目指す「登山」が一般的でした。しかし2000年以降、自然や里のなかを「歩く」ことそのものを楽しむことに主眼をおいたロングトレイルが日本各地に作られるようになりました。
信越トレイルはその先駆けとして、2008年に80㎞のトレイルとして開通しました。コンセプトは「爪でひっかいたようなトレイル」。なるべく自然に手を入れず、人がひとり通れる程度の、人力でできる最低限の道づくりをしています。
歩くことができる期間は残雪がなくなる6月から紅葉の終わる11月上旬まで。春の残雪と新緑の鮮やかなコントラスト、可憐で希少な山野草、盛夏の森の涼風、秋の紅葉のブナ林と、四季折々の美しい表情を楽しむことができます。

信越トレイルとは?

自然と歴史に彩られた関田山脈

関田山脈は、標高1000m前後の山並みが続く里山です。いちばんの特徴はブナの森。積雪が8mを超えることもある厳しい自然環境が豊かなブナの森をつくりだしています。麓に暮らす人々は雪と森の恩恵を受けながら生活してきました。
関田山脈にはかつて13もの峠道があり、まさに信濃と越後の交流の道でした。越後からは塩や海産物などが、信濃からは内山和紙や菜種油などが牛や馬によって運ばれました。古くは親鸞聖人の布教の道、戦国時代には上杉謙信が川中島の戦いに峠越えをして出征したとも伝えられます。
豊かな自然と里山の暮らし、県境をまたいだ交易の歴史が同居する関田山脈の魅力。それを後世まで伝えていく存在として、信越トレイルはいつまでもありつづけます。

自然と歴史に彩られた関田山脈

なべくら高原・森の家は信越トレイル基地!

「なべくら高原・森の家」は信越トレイルのビジターセンターです。ここではトレイルの最新情報を得られるほか、マップ・ガイドブック、グッズの販売、全線踏破証の発行をしています。
また、「なべくら高原・森の家」内には、「NPO法人信越トレイルクラブ事務局」があります。トレイル管理・運営を担う事務局員たちとの交流ができるのも、この「なべくら高原・森の家」ならでは。
そして「なべくら高原・森の家」は信越トレイルが生み出された場所でもあります。作家でありバックパッカーであった加藤則芳(かとうのりよし)さんは、2000年秋に雑誌で「いいやまブナの森倶楽部」発足の記事を目にしたことをきっかけに「なべくら高原・森の家」を訪れました。そこから森の家/信越トレイルクラブとの交流が始まり、海外のトレイルを歩いた経験と知識を豊富に持つ加藤さんによってロングトレイルの息吹が信越トレイルに吹き込まれました。加藤さんは2015年に逝去されましたが、蔵書や愛用したザックとブーツや蔵書が森の家のロビーに飾られています。

なべくら高原・森の家は信越トレイル基地!

「なべくら高原・森の家」に宿泊して
信越トレイルを歩くには?

全長80kmに及ぶ信越トレイルは6つのセクションに分かれており、セクションによって距離や標高差が異なります。歩き方は人それぞれ。テントを担いで80㎞を一気に歩く人もいれば、麓の宿に泊まりながらすこしずつ歩く人もいます。
「なべくら高原・森の家」からほど近いのは関田(せきだ)峠と伏野(ぶすの)峠をむすぶセクション5の区間。雪に押されて曲がりくねったブナの林を縫うように進む、豪雪の厳しさがもっとも感じられる区間です。「なべくら高原・森の家」は信越トレイル加盟宿なので、宿泊者には両峠への無料送迎を行っています。ブナの森を抜ける県境のトレイル歩きを楽しみましょう!

※「なべくら高原・森の家」の信越トレイルへの送迎は、原則として1泊につき片道1回です。行き/帰りとも送迎をご希望の方は、2泊されることをおすすめします。また、送迎できる範囲・回数は日程などによっても異なります。お気軽にご相談ください。

「なべくら高原・森の家」に宿泊して<br />
信越トレイルを歩くには?

「なべくら高原・森の家」に泊まって信越トレイルを歩くおすすめコース

COURCE 01森の家から花立(はなだて)山往復(森の家~宇津俣口~花立山)

歩行時間4時間

森の家から畑を抜ける車道には、信越トレイル全景をのぞむことができるポイントも。宇津ノ俣口(うつのまたぐち)から信越トレイル本線へたどり着くアプローチルートでもブナの森が楽しめます。

COURCE 02関田峠から森の家を目指して歩く

歩行時間5時間

気持ち良いブナ森歩き。途中、天気が良ければ牧峠から日本海や佐渡島を見ることができます。歩きがいのあるコース。

COURCE 03セクション5を通して歩く(関田峠~伏野峠)

歩行時間6~7時間

ひたすら尾根歩き。標高差はほとんどないものの、細かいアップダウンが続く結構ハードなコース!
体力ある方向け。

信越トレイルは2021年の開通へ向け、トレイルを更に先へ伸ばす作業をすすめています。
西は斑尾山から、そして東は苗場山頂へ。
80kmから110kmのトレイルへと生まれ変わります。

詳しくは信越トレイルホームページをご覧ください。
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