信越トレイルとは?
欧米などには昔から世界的に有名なロングトレイルがたくさんありますが、日本で山歩きといえば、山頂を目指す「登山」が一般的でした。しかし2000年以降、自然や里のなかを「歩く」ことそのものを楽しむことに主眼をおいたロングトレイルが日本各地に作られるようになりました。
信越トレイルはその先駆けとして、2008年に80㎞のトレイルとして開通。2021年9月には更に苗場山まで延伸し、総延長110kmのトレイルとなりました。
コンセプトは「爪でひっかいたようなトレイル」。なるべく自然に手を入れず、人がひとり通れる程度の、人力でできる最低限の道づくりをしています。
歩くことができる期間は残雪がなくなる6月から紅葉の終わる11月上旬まで。春の残雪と新緑の鮮やかなコントラスト、可憐で希少な山野草、盛夏の森の涼風、秋の紅葉のブナ林と、四季折々の美しい表情を楽しむことができます。